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糖尿病合併妊娠で気をつけるべきこと

糖尿病合併妊娠で気をつけるべきこと


出産を経験された方には、「妊娠糖尿病」を知っているという方がいらっしゃるかもしれませんが、
糖尿病合併妊娠は妊娠中に血糖値が高くなる妊娠糖尿病とは全くの別物です。
糖尿病合併妊娠とは糖尿病患者が妊娠をする事を指します。

今は糖尿病でも妊娠前から厳格な血糖値コントロールをし計画妊娠であれば何ら問題なく、
妊娠・出産が出来る人が増えているそうです。

巨大児・未熟児・新生児合併症・羊水過多など色々な問題が出てくるのですが、
糖尿病合併妊娠で一番大きな問題が奇形児の出生確率が上がるということなのです。
私が産婦人科医に見せていただいた参考資料によると、健康な女性で0.5%の確率、
糖尿病合併妊娠の状態だと約16%にもなってしまうことがあり、
かなり確率で奇形児が生まれてくる事がわかると思います。
今でもこの事を危惧して血糖値コントロールが出来ないまま妊娠された方は、
そのまま堕胎手術を受ける事が多いそうです。

上記したように糖尿病合併妊娠にならないのが一番いいのですが、
そうも言っていられない状況の方もきっといらっしゃるでしょうから、そうなってからでも気をつけるべき事
を書いておきます。

妊娠初期のグリコヘモグロビン値と先天奇形の発生率には相関があり、
奇形の発生を予防するためには妊娠前からの厳格な血糖コントロールが必要であるとされています。
また、糖尿病性網膜症がある場合には妊娠により急速に悪化し失明に至ることがあるので、
糖尿病がある場合には妊娠前に眼科医の診察を受け、妊娠が可能かどうか検討する必要があります。

妊娠中であっても、食事療法は血糖値のコントロールの基本となります。
規則正しく栄養バランスの取れた食事が、お母さんだけでなく、おなかの赤ちゃんのためにも大切です。
また、赤ちゃんへの母乳育児は、産後、可能です。
母乳から赤ちゃんへは、インスリンは移動しません。
母乳を与える場合、エネルギーを消費するのでお母さんは低血糖になりやすくなります。

また、産後は忙しいので、寝不足や食事が不規則になったりで血糖コントロールがおろそかになりがちです。
しかし、お母さんの体や赤ちゃんの身体を守るためにも、生活習慣を乱さずに過ごす必要があります。
家族をはじめとして周りの人も協力してあげる事が大切です。
頑張って元気な赤ちゃんが生まれてくることを祈ります。

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